マイナンバーカードがiPhoneで6月24日から利用可能に 生体認証で各種行政サービス
デジタル庁、「iPhoneのマイナンバーカード」開始へ コンビニで証明書取得も対応
6/9 7:02 その他 | 便利ツール/サービス
デジタル庁は、マイナンバーカードをiPhoneの「Appleウォレット」に入れて利用できる「iPhoneのマイナンバーカード」を6月24日から開始すると6月6日に発表した。実物のカードがなくても「Face ID」(顔)や「Touch ID」(指紋)の生体認証で各種行政サービスを利用できる。iPhoneへの追加には「マイナポータルアプリ」と実物のマイナンバーカード、券面入力用暗証番号(数字4桁)、署名用パスワード(英数字6~16文字)の4点が必要。

新サービスは、「マイナポータル」へのログインや署名、コンビニエンスストアでの住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書の取得が可能。マイナポータルでは薬や医療費、年金の記録確認、引っ越し手続きなどの行政サービスを利用できる。情報がAppleウォレット内に保存されるため、プライバシーと安全性が確保される。実物のマイナンバーカードと同様に医療や銀行口座などのプライバシー性の高い情報は記録されない。
iPhone紛失時はマイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)で24時間365日体制の一時利用停止を受け付け、Appleの「探す」アプリでも一時利用停止できる。事業者や自治体向けに「マイナンバーカード対面確認アプリ」(iOS/Android)を提供しており、iOS版は7月中にiPhoneのマイナンバーカードで対面での本人確認機能を追加する。iPhoneのマイナンバーカードで店舗や窓口での本人確認、年齢確認、住所確認を受けることができる。
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